Googleがマイクロソフトに対抗して容量無制限のレンタルストレージスペース


マイクロソフトの1TBのレンタルスペースに対抗してGoogleは月額10$で無制限のレンタルストレージスペースを提供することを決定しました。過去にBitCasa等の無制限ドライブはありましたが案の定値上げを余儀なくされています。その中で無制限レンタルストレージスペースを確保するということはPCで個別にデータを持つことから、すべてネット上に格納されたデータで十分だという方向付けを示していると考えていいでしょう。

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長期的に見てGoogleはPC向けのOSがマイクロソフトに独占されている牙城を切り崩そうという思惑があり、このためにブラウザ上でOSの機能が実現できるように布石を打っていると考えられます。
ネットの速度が徐々に向上している今数十年後を見据えるとローカルストレージ不要の時代が来ることが予想されます。
一番容量を食う動画に対しても視聴する際のビットレートは高々数メガですから一般的なユーザはすでにネット上のストレージで十分なのかもしれません。PCからスマートフォンへ、ローカルストレージからクラウドストレージという流れは恐らく食い止められないでしょう。ローカルストレージの故障によりデータを失った苦い思い出を過去の物に出来るならクラウドストレージでいいと思うユーザは多数あるでしょうから。
しかしこれはGoogleやマイクロソフトといった大手が全ての情報を所有し検閲しアメリカ一極の主導権を握る事を意味します。その時はサーバという概念すらなくなりマトリックスで提示されたようなインターフェースのみがユーザに提供される時代がくるのかもしれません。このような方向を見据えた上でこれらのデータを自律的にマネージメントする人工知能が必須となります。Boston DynamicsNest、そしてDeepMindの買収が発表された事の布石が見えてきます。
以前真の人工知能開発の要件を検討しましたが、経済活動を元に人工知能を開発する事が収益に繋がるビジネスモデルを作るだけでいいとの結論に達しました。自ら改善できる人工知能が発現するまでは人間を手足として利用できるモデルがあればいいのです。
多少鬱勃たる未来予想になってしまいましたが、これに対向するには分散ストレージや超大容量ストレージカードなど斬新なイノベーションが必要となるでしょう。巨大ITメーカーvs草の根レジスタンスというSFももしかしたらそう遠くない未来なのかもしれません。


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