Web高速化「WebAssembly」がJavaScriptを駆逐する?

投稿日:2019年04月15日 08時18分22秒

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Web高速化「WebAssembly」がJavaScriptを駆逐する?

4年 ago Posted in:windows, コンピュータ言語 0 作成者: kanazawa Tags: WEbAssembly

Microsoft、Apple、Google、MozillaがWeb高速化「WebAssembly」で協力
どうやらJavaScript以外にクライアントサイドのバイトコードを作ろうとしているらしい。
ざっとgithubを見てみたところ、低レベルバイトコードが実装されるようだ。そしてC++なんかもサポートされてコンパイル結果をクライアント用webプログラムとして提供しますよということらしい。
今までもasm.jsなんかで高速化したりJavaScriptをコンパイルするChromeのV8エンジンがあったりするのでどれくらい流行るのかというのが一番の関心事だろう。
webassembly-730x393
もしこれがうまくいくなら今までサーバサイドで実行してきたことが概ねクライアントサイドでも実行可能となる。対象となるのはブラウザアプリあたりだろうね。ただしV8がすでに実装されてるので記事で言ってるような23倍の高速化は対象を限定したものになると思う。今ちまちまやってるクライアントサイドのバーコード読み取りなんかはこれで格段に高速化されるだろうね。
つまりHTMLページとして提供されていたものがウェブアプリというカタマリとして提供されるというのがインパクトが大きいように思える。コンパイルされているからソースを参照されたりしないのでアプリとして提供されなかったものがアプリとして提供されるかもしれない。
ここは大きなポイントでiPhoneやAndroidのアプリのシェアを取っていこうという勢力にとっては朗報。それ以外は様子見となるだろう。IoTという流れの中では評価されるし可能性も増えていく。
また今までのJavaScriptをリプレースするものではないという点も注目すべきだ。当初はコンパイルされたJavaScriptという形が流行るだろう。なにせ黙って早くなるからね。Microsoftがブラウザを変更する時点での話というのもタイミングを見計らった失敗が許されないプロジェクトと見える。
ここ読み間違えると大変だな。まあ数年後の結果をまちましょう。

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